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食いしん坊松本が情熱をかけ、食を通じて人に癒され、そして胃袋を満たす物語。
by kurosakaba
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なまこ
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最近、当店ではナマコが熱い!とうより私の

大好物であるナマコがとてもおいしそうだ。



あの気持ちが悪い姿形から嫌いな方も多いで

あろう。しかしナマコマニアな私は世の中の

ナマコ嫌いを増やす、まずいナマコ達に怒りを

覚える限りである。



当店のナマコにはある秘密が隠されている。

普通は市場に出回った物を仕入れ、そして

調理される。しかし当店では、注文してから

当店用に大きく肉厚な赤ナマコを獲って頂く。

鹿児島県阿久根港をこよなく愛する者のみに

許される仕入れ方法である。



色で分けられるナマコの種類、青ナマコは流れが

緩やかな海域に生息し、赤ナマコは流れが速い海域

に生息するといわれる。食感は赤ナマコのほうが

あり、どちらが良いは好み次第である。

当店では私好みの肉厚赤ナマコを使用。



海水温が上昇すると、しょっぱく食べられないナマコ

今が旬です、どうか嫌いな方もお試しください。



本日、阿久根港よりオコゼや、また佐賀県より春を

知らせる、生きている白魚を入荷しました。

本日は、いつもこのメールを読んでいただくお客様に

生のコノワタをサービスします。早い者勝ちです

ご来店お待ちしております。
by kurosakaba | 2005-02-28 15:53 | ニュース
巨大オコゼ
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どうやら最近、北陸に熱をあげすぎたようで
鹿児島まで私の浮気がばれてしまった様である。

朝店に着てから私の楽しみは、阿久根港から届く
箱を開けることである。
さきほどその宝の箱を開けてみると、阿久根漁協
から「東シナ海の魚をなめるな」と言わんばかりに
見たことのない巨大なオコゼが入っていた。

あまりの驚きと喜びに記念撮影をしてしまう始末
阿久根はやはり最高だ、いつも私の心を捕まえて
離さない。男として私も見習いたい限りである。

本日よりモトサヤにもどりはりきって行きたいと
思います。
本日のオコゼは薄造りでもご提供いたします。
ご来店お待ちしております。
by kurosakaba | 2005-02-23 16:03 | ニュース
氷見寒ぶり
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先週末に石川県に行った私はすっかり北陸の魅力に取り付かれて
しまったようだ。

そして本日富山県の氷見港より天然の寒ブリを入荷しました、
刺し身ではもちろん、コトコトとブリ大根も仕込んでおります。

寒ブリは日本酒でというお客様のために石川県は山廃仕込の第一人者
野口杜氏が醸す常きげん山廃吟醸無濾過原酒や菊姫のにごり酒なども
ご用意しております。

今日はちょっと用事が・・・とおっしゃるお客様に少しうんちくを、
天然の魚は熟成によって旨みが増します、どうやら魚に含まれるア
デノシン酸が熟成とともに分解されイノシン酸などの旨み成分に変化
するそうです。

本日入荷したブリは10キロの本物のブリ、水曜日まで熟成ブリを
刺し身で食べられそうである。熟成を楽しみながらブリを食らう、
何と幸せなことだろう。ご来店お待ちしております。
by kurosakaba | 2005-02-21 16:05 | ニュース
シシ鍋
昨日の温かさは何であったのだろうか。
今にもみぞれになりそうな今日の冷え込み、
さらにはインフルエンザや風邪が猛威を振るう始末。

最近頭を丸めたが風邪もひきそうもない私に何か
出来る事はないかと、やってしまいました。

大分県より鉄砲でしとめられた、上等なしし肉を入手
風邪対策、滋養強壮にぜひ薩摩のシシ鍋を召し上がって下さい。
今の料理長が張り切って仕込み中です。
by kurosakaba | 2005-02-16 14:27 | ニュース
第二十五話 浮気な夜
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私、松本 康太郎 薩摩の店長をやらせて頂き二年半になるだろうか。
常に鹿児島を愛して止まない31歳、何を隠そう東京生まれの東京育ち、
父は生粋の江戸っ子、母は石川県の出身である。

何年かに一度は石川県に墓参りと称し石川の味覚を堪能することにしている。
冬の金沢は久々で、冬の石川の味覚を想像するだけで、まだ電車に乗る前から
涎を止めることが出来ない。

越後湯沢からハクタカに乗った私を驚かしたのは圧倒的な雪の量だ、楽しみに
していた車窓からの風景も見渡す限りの雪の壁に台無し。しかし流石はハクタ
カ、アトラクションはそれだけではない、笹寿司にビール。まさに花より団子、
滑り出しは順調である。

お墓参りを済ませた私はさっそく金沢の町にでた。金沢の夜と言えば片町は外
せない、今回は私の食の先輩である石川氏が金沢に出張できているというので
石川氏に片町の案内をお願いした。

流石は食い道楽の石川氏、一軒目から度肝を抜かれてしまった。その店「蕪菜」
は肝っ玉女将が石川の食材と地酒にこだわった本格的な郷土料理屋である。
テーブルにのせられた刺し盛りは氷見産の寒ブリ、黒ムツ、東京ではお目にか
かれないガス海老なる甘エビより美味な海老など盛りだくさん。「情熱系焼酎
酒場」をもっとうに働いている私だがこの夜ばかりは日本酒に浮気しなければ
ならないようだ。

次なる刺客は香箱蟹(コウバコカニ)、ズワイ蟹のメスでオスに比べ小柄だが
この時期、卵を持つ女蟹は身よりもその内子と外子を食らう。蟹味噌と卵の見
事なまでの旨さに山廃仕込の純米酒を注文してしまう。

まだまだ「蕪菜」の攻撃は止まらない、見たこともない大きさのノドクロの塩
焼き、これはやばい!大型のノドクロの身が口に入れたとたん溶け出す始末。
蕪寿司、へしこ、タラ白子の石焼、ブリ大根、鴨の地部煮と地酒達に散々な攻
撃にあった私は気づけば女将さんにクリンチさながら、抱きつかんばかりに同
じスローフードについて熱く語る始末。

私には石川のDNAが組み込まれているからか、それとも先祖の霊たちが私を
そお導くのであろうか。「蕪菜」に完全ノックアウトされた私はまさに片町を
さ迷う海坊主。大阪弁に似た石川弁を自在に操る東北美人たちに真紅のベール
に包まれる天国に誘われたのは言うまでもないであろう。
by kurosakaba | 2005-02-14 00:00 | ストーリー
厚岸のカキ
アイヌ語で厚岸とは「カキのある場所」といわれている。
当店で扱うカキは北海道の厚岸湖産のカキである、また
その名に恥じぬようカキ創りに命を掛ける中島氏より直接
取引をしている。

最近、ノロウィルスなどで巷のカキの被害は深刻だそうだ。
そこで一人で厚岸のカキを20個食べた事のある自他共に認める
カキキチガイの私が中島氏の創るカキの安全性について語りたい。

カキは海のミルクと言われるが、実は山や周辺地域の環境が大いに
関わっていることが案外知られていないのが現状である。
カキを育てる上で欠かせないのが水質、またカキの餌になるのは
植物性プランクトン。自然と山が綺麗で人があまり住んでいない
田舎で取れるカキはやはり最良であろう。

しかし周辺地域の環境で水質が汚れていると、本来人間の腸の中で
しか育たないノロウィルスなどをカキが摂取してしまい、今の様な
事態になるようだ、食と自然の関係がこんなにも密接に関係してい
る事をいまさらながら驚かされる。

そこで中島氏は毎年周辺の山や川の上流に植林を欠かさない、そして
一度は絶滅した純厚岸産の稚貝からの網養殖(帆立のカラに付ける養殖
方に比べ身がふっくらと育つ)に成功したかなりの情熱野郎である。

不謹慎のようだが度重なる地震で海底にたまった植物性プランクトンが
かき回され例年よりカキが太っているそうだ、今の厚岸湖の水温が0度
この温度がカキの美味しさが保たれる事も頷ける。

今年のカキは例年よりもおいしいとお墨付きを頂、カキ吉の私は中島氏
と話している間中涙と涎を止めることができなかった。
by kurosakaba | 2005-02-08 14:30 | ニュース
美味いキビナゴ
私がキビナゴを愛し始め2年を過ぎるだろうか。
毎日100匹を超えるキビナゴを刺し身用に選別し造る、
私の手にかかったキビナゴは5万匹を超えるであろう。

通常年間を通し漁が行われているキビナゴだが、鹿児島
では丸ごと調理される為、旬は卵や白子を持つ4月から
6月頃と言われる。
しかし当店では刺し身で召し上がって頂くキビナゴを扱
っているため、旬は子孫を残そうと栄養を蓄え、脂の乗
っているまさに今である。

本日も脂の乗ったキビナゴを張り切ってさばきました、
また美味しそうな天然石鯛も送られてきました。
熊本より馬刺し、馬レバー。
北海道 厚岸からは中島氏が創る美味しく安全なカキも
入荷しております。
旬の味覚を是非召し上がって下さい。
by kurosakaba | 2005-02-07 14:31 | ニュース
少し早い春のメニュー
毎日朝五時に鹿児島県の阿久根港に電話すること
を日課にしている私だが、今日は驚かされた。
いつも美味しい魚を競り落としてくれる松永氏の
声が強風のため聞き取れない、どうやら鹿児島は
大時化の様である。

大時化にも関わらず今日は美味しそうなキビナゴ
やハタ、カワハギを入荷。命を掛ける漁師さん達
に改めて感謝したい。

そして皮肉なもので八百屋さんでは、この寒空の
下春の野菜たちが店頭に並んでいる、そこで薩摩
では、こごみ・タラの芽・筍・つくね芋の天ぷら
を本日よりご用意させていただきました。
また阿久根港より美味しそうな若布も入荷したの
で筍の若竹煮も用意しました。
もちろん心の体も温まる鍋料理もございます。
by kurosakaba | 2005-02-01 14:39 | ニュース