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食いしん坊松本が情熱をかけ、食を通じて人に癒され、そして胃袋を満たす物語。
by kurosakaba
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寒ブリ祭り
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本日、寒鰤祭りです。
刺身はもちろん、ブリ大根に、炭火を使ったブリの照り焼きをご用意いたし
ました。
また阿久根からのオコゼ・カワハギ・黄金アジも絶好調です。
ご来店おまちしております。
by kurosakaba | 2006-10-31 02:30 | ニュース
富山産 寒ぶり
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もう11月になろうというのにいまだ暖かい東京。
しかし日本海ではまぎれもなく冬が始まっている、遥か北の海から産卵のた
め日本海を南下するブリが富山湾に入り富山では定置網漁が盛んに行われて
いる。

その寒ブリを本日入荷、やはりブリと言うからには10キロは無いと言えな
い。ずっしりとしたブリを箱から取り上げるとフックラしたお腹、さすがは
富山が名産と言うだけあり見ているだけで涎が出てきてしまう。

その脂ののった旨みを刺身で。そしてアラはブリ大根として今まさにコトコ
トコトコトと料理長が煮ております。
阿久根港からは美味しそうな本カワハギと黄金アジが入荷
そして脂ののった大きいカマスは塩焼きで提供いたします。
by kurosakaba | 2006-10-30 02:26 | ニュース
クエ鍋
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来年のキノコ採りに向け、トレーニングのつもりで大森―田町間を自転車で
通う毎日、自然気候には敏感である。

冬の自転車はなかなかしびれるものである、今日など走りながら鼻水がでる
始末、鼻水が出るほど寒くなったら美味いもの、そいつぁ鍋にかぎる。

昨日クエが入荷したのをいいことに、すこーしだけクエ鍋をつまみ食い。
コトコト時間をかけるほどクエのなんとも言えぬ旨みが、季節の野菜達の
あじと絶妙に融合する。
その頃を見計らいお野菜からいただく、しっかりとクエの旨みが含まれた
野菜に思わず笑みがこぼれる、そしていわんやクエの身よりもこのアラが
好きな私はズルズルブチュブチュと骨まで食らわんばかりにしゃぶりつく。

心も体もホッとする鍋今日から始めます。
クエ鍋はもちろん、地鶏の水炊き、キビナゴのつみれ鍋。
美味しいおつまみと美味しい鍋で風邪予防。
by kurosakaba | 2006-10-24 01:52 | ニュース
第四十五話  喰え
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私はメールや電話では執念や情熱は伝わらないと思っている、少なくとも私
は伝える事ができない。

先週阿久根港に行った朝、私は松永氏に永遠とクエへの熱い思いを語った。
その私のしつこさに漁協の裏番長松永氏(松永さんすいません)が動いた。

クエはもうご存知の通り、魚の中の王様、無敗の横綱である。
日本全国引っ張りだこ、欲しくとも手に入らないのが常である、まして九州
であればクエ鍋で有名な博多があり、阿久根であがってもほとんどが高値の
博多に流れてしまう。

それを当店薩摩に、これは奇跡に近い。
裏番長松永氏はまず漁師を動かす、そしていち早く情報を得てその情報が直
販部の浜崎さんや新町君のもとへと流れる。後は相場を調べ安くお客様へ提
供するためギリギリの価格で入札を行う。

その後は神にいのるだけである。もちろんクエが港に揚がった事を事前に知
っている私もドキドキして眠りに付く事ができない。

朝何本の電話を阿久根の人と話したことだろう。「やりました」この言葉に
私は思わず涙した。

勝てば官軍負ければ地獄、今回の入札で私は思った、神に祈っても競り落と
す事は出来ないのである。漁協の皆様の多大なる努力とテクニックと感で初
めて競り落とす事のできるクエ。

今夜はこの恩恵にどっぷりとつかり、骨までジュッポリと味わって見たいも
のである。
by kurosakaba | 2006-10-23 16:05 | ストーリー
第四十四話   松茸の城
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紅葉が美しいこの季節、昔は紅葉を見ながら温泉に入る事を毎年楽しみにし
ていたものである。
しかし昨年、天然の舞茸を採ってからと言うもの、私の中に宿るほんの少し
のメルヘンもすっかり姿を消し、美しい紅葉をみるとその山奥に隠れている
キノコ達にあいたく体がうずく始末。色気も糞もなくなった私は食い気に犯
された正に花より団子男である。

もちろん私がこの時期訪れる所は決まっている、山の師匠、高槻氏がいる奥
鬼怒川の栗山村。年間300本は松茸をとる師匠、今年は不作だというが、
それで退いては男がすたると団子男松本、松茸採りを学ぶ。

早朝、スパイク付き足袋を身にまとい高槻氏の後に続き山奥へ入って行った
突然「オヒョッ!!」と言う音が私を驚かした。上を見ると見事な角をたず
さえた雄鹿が逃げていく、師匠曰く二人の足音を発情期の雄鹿が雌鹿を間違
えて見にきたと言う事だ、いきなりのアトラクションに期待がたかまる。

一時間も歩くと物騒な爪跡が樹に刻まれている、その傷はまだ新しく新鮮な
足跡らしき跡も確認する事が出来る、師匠はサラッと熊だと言いきる。
もし出て来たらと言う私の問いには「松本君が取っ組みあっているうちに、
ブスッといくよ」と自信ありげにナイフをギラリと見せる。年間三頭は熊を
仕留める師匠、なんとも頼もしいが残念ながら取っ組むのは私のようである。

道なき道を歩く事2時間、師匠が「これから道が悪くなるから」と真剣な目
で私に言った、師匠がその目をした時獲物は近い。しかしこれ以上道が悪く
なるものかと驚きを隠せない。
すると樹齢100年以上になると思われる赤松をたくさんいだく崖を発見、
正に秘境!誰も知る事のない誰も足を踏み入れない場所、体を崖に這わせな
がらその場所へと向かう、一歩踏み外せば命の保障はない。このスリルと
デンジャラス、食べ物のことでなかったらこのリスクは背負えない。

上にたどり着くと、このあたりは毎年松茸が10~15本は採れる松茸の城
だとか、しかし探せど松茸は見あたらない、続けざまに違う城をよじ登って
は降りまた違う城へと向かう。5・6の松茸の城をトライしたが一本も採る
事が出来ない。

今年は8月に雨がまったく降らず山が乾いてしまった様だ、「栗山村50年
来の大不作」と新聞に載るほどの栗山の秋、師匠も一本もとっていないのに
私がとれるはずがない。人間、自然には太刀打ち出来ないものである。

しかしダダでは転ばない師匠と私、山では岩茸、栗茸はゲット。
そして師匠は川に向い、清流の辺に群生するクレソン地帯に案内してくれた
そこで私の熊アンドキノコ対策のナイフが初めて活躍した。贅沢に上の芽だ
けを摘む。このクレソン涙がでるほど美味い。

古の昔から伝わるキノコ狩の掟があると師匠が言う「キノコ採りに行って取
られるな」私は欲で目が眩み、命あって帰ってきた事のありがたさを忘れて
いたようである。そばとキノコの天ぷらで腹を満たした私は師匠と山にお礼
を言って私は栗山村を後にした。
「秋深し 山に教わる 人の味」お後がよろしいようで。
by kurosakaba | 2006-10-23 15:59 | ストーリー
今日の刺し盛
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やはり愛する阿久根港、さすがである。

久々に顔を出して、阿久根の海の神様のご機嫌が良くなった様である。

肝がたっぷり入った「本カワハギ」
黄金色に輝く「華アジ」
透き通る「アオリイカ」
ビシッといきの良い「地サバ」
上品な脂が嬉しい「ハタ」

また行きたくなる癒しの刺身、まったくもって憎い港である。
今日はこの五点盛でホクホクです。
キビナゴも絶好調!
by kurosakaba | 2006-10-18 02:41 | ニュース
阿久根港地魚祭り
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本日、阿久根の地魚祭りです。

今週末鹿児島へ行き、村尾酒造、白石酒造、万膳酒造にお邪魔しました。
どの蔵も今年も美味しく仕上がっているようです。

そして、阿久根港から本カワハギ、アオリイカ、太刀魚、天然ハタ、キビナゴ
イセエビを持って帰ってきました。
魚・焼酎・人そして行く先々で目に付く稲刈りの姿に完全に癒されました。

今から、阿久根のキビナゴを魂こめてオビキます。
本日薩摩で地魚を楽しんでください。
by kurosakaba | 2006-10-16 17:39 | ニュース
カキの天ぷら
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浮気性の私は今とても苦しんでいる。

10月にもなればカキがあちこちでカキマニアの私を誘惑して止まない。
しかし食にたいして意外と硬派な一面を持つ私の胸を日々じらし続ける憎い
カキがいる。

北海道は厚岸の中島さんが丹精込めて造るカキ、このこだわりの人中島氏は
私の執拗な電話攻撃ににもビクともせず、納得するまでは出荷は出来ぬと、
涙がでるほど嬉しく悲しい言葉が返ってくる。

一本気の天使は生カキと焼きカキは中島さんのカキを食べるまでは食うべか
らずと私をさとし、浮気の悪魔は早く食え食えとそそのかす。

本日私は浮気を決意!しかし本命はもう少しで出荷という事で、三陸産の
カキを天ぷらでご提供、サックとしたコロモとプリッとしたクリームは
絶品!これを小笠原の塩で食べてもまた甘味が増し、ポン酢で食べると
風味が増す。ウーンだから浮気はやめられない。

厚岸のカキにゾッコンの薩摩で、一足早い秋のカキ。
by kurosakaba | 2006-10-11 02:17 | ニュース
ハタをキノコの酒蒸し
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酒蒸しが食べたい、突然そんな衝動に駆られた私は早速阿久根港に電話を
してこの時期脂の乗った天然のハタを送ってもらい、旬のあしらえとして
豆腐や葱はもちろんの事、シイタケ・舞茸・えのき・くずきりを挿入。

沸騰した蒸し器に入れて15分、蒸し器の蓋を開けたとたんフワッと秋の
香りが漂う、私は好物から先に箸をつけるタイプである。
キラッと光るハタから攻める、ハタは箸ではつかめない程フンワリとした
仕上がり、そーっと口に運ぶと熱々の皮がトゥルッと口の中で旨さを爆発
そして姿は溶けてなくなる、さすが白身の王様である。
あとはキノコ達をやっつけるだけである、香りの舞茸、肉厚のシイタケ、
シャキシャキとエノキのキノコのハーモニーを存分に堪能!

本日は、阿久根港よりアオリイカ・イサキと・ハタが入荷。
酒蒸しなど美味しいメニューもそろえております。
by kurosakaba | 2006-10-10 01:59 | ニュース
がめ煮
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いもづらの私は自他共に認める芋好きである、特に里芋などは好物である、
しかも今が旬の里芋をむくのがことのほか好きであのヌルッとした感じに
癒される始末、ほおっておく方が罪である。

さと芋の煮っ転がしを食べ美味さを確認した私はやはり欲が出てきてしまう
最近、根菜を食べていない事から地鶏の手羽元とコンニャク・レンコン・人参
・シイタケ・ゴボウ・そして里芋を入れて豪快に煮る。隠し味に芋焼酎を入れ
るのが薩摩流のがめ煮。(筑前煮のことを九州ではがめ煮と言います)

こころも体もヘルシーに秋の野菜を楽しんでください。
阿久根からの地魚も絶好調!
そしてココだけの話ですが、本日宮崎より地鶏の白レバが入荷しました。
メールして言うのは何ですがあまり人に言わないでください、売り切れごめん
でございます。
by kurosakaba | 2006-10-05 23:39 | ニュース